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従来のソリッドセンターハブをダンパー化することにより、トランスミッションやデファレンシャルギアから発生するギアノイズ(歯打ち音)を大幅に低減し、 同時にショックトルクも吸収。 ペダルの低踏力化、ミートポイントの最適化(床側へ)等のユーザーニーズもフィードバックし、カーボン特有の半クラッチ性とクイックな操作性はそのままに、静粛性&快適性をも実現した感動のクラッチシステムです。
従来のスポーツクラッチ用ダンパーは、急激にクラッチを操作した場合などに発生するショックトルクからミッションを保護する目的で設計されている為、防振性能には乏しい。エンジンの回転変動を吸収する為には、よりやわらかいスプリングと適性なヒステリシストルク(※1)の設定が必要となりますが、やわらかいスプリングではダンパー容量の確保が難しくなります。CARBON-Dでは低負荷走行ステージと急加速ステージを備えた新ダンパーを採用し、車種ごとに最適なチューニングを施しました。 低負荷走行ステージでは、ダンパーの剛性とヒステリシストルクの適性化によりギアノイズを防止し、急加速ステージでは、高剛性スプリングを採用することにより、高トルク対応を可能にしました。クラッチ専門メーカーだからできるチューニング技術です。